・ズキーンと立ち上がれないほど痛むぎっくり腰
・歩くとズンズン痛む股関節
・椅子から立ち上がる時に股関節や膝が痛い
・階段で膝が痛む
・しゃがんで作業すると、腰が痛くなる
・朝起きる際に腰が痛い、洗面所で前かがみになれない
これらは来院される方が、言われる痛みの症状の一部です。
急性の場合もあれば、数年におよんでいる慢性痛の方も
これらの症状に向き合っていて、意外と多いのが
痛みがとれたあとの事をないがしろにされる方は多いです
"正確には、痛みが無くなった後に痛みがあった事を忘れてしまう"
のです。そしてしばらくして再発(ぶり返したり、痛みがまた同じ場所に発生してしまう)
私が、痛みと向き合う際にもっとも注意している事が
&color(,pink){''なぜその痛みが発生したのか?
なぜその痛みが今現在も続いているのか?''};
という事です。
それらをしつこく患者さんに問診したり、からだを検査したりします
生活の動作なども、靴や椅子、ソファーや車のシート、会社の座面、ベットや布団、マットレスなどの寝具、足裏のタコやできものなどにも注意を払います
またその方の癖、座り方、横座り、足を組む、正座で足を崩す、あぐらの足の組み方、過去の骨折・捻挫、爪や指の欠損
なども重要です
それらをしっかり明確にし、からだの歪みを読んでいきます。
そして痛みをなくす
さらに、痛みの原因となっているからだの動作、姿勢、クセを明確にし、修正してもらえるようアドバイスします
数年来の癖や歪みによる身体の傾きなどは修正するためのエクササイズの指導も欠かせません
なぜ、それらを明確にしなければならないか?
当たり前ですが、そこを抑えないとどんな施術や治療やストレッチや運動も、対症療法になってしまいます。
腰の痛みや股関節、膝、肘、肩のこり、頭痛や腱鞘炎に至るまで、生活習慣上におきる問題は、生活習慣にその問題が多いです。もちろんウィルスや病気(糖尿や他疾患)などもありますのが、当院で対応している、筋骨格の問題であればなおさら、これら生活上の
患者さんさえも気づいていない、痛みの元になっている生活動作を変えるしかないのです。
なぜなら、痛みの原因がそこにある事が多いからです
当院へお越しになられる方達がよく言われる事に
「先生に言われるまで気づかなかった」
「頭痛や腰痛が足首の問題で起こるなんてびっくり」
「たいした事じゃないと思っていた」
「こんな些細な事で、痛みってなくなるんだね」
という言葉です。
ひどい激痛もたどっていくと小さな小さな歪みや、日常の癖であることもあります。
痛みに悩まれていて、どうにもわからない場合は、今一度ご自身のからだを再確認する時期なのかもしれませんね